電気代を安くする方法|家電の使い方と契約の見直し、2つの方向からやさしく解説
公開:2026年10月14日/でんきえらび編集部
いっしょに
確かめよう

料金の数字は公式サイトの情報からデータとして差し込んでいます。文章の下書きにAIを使い、編集部が出典を確認しています。
目次 ▾
この記事のまとめ
- 電気代を下げる方法は、使う量を減らすことと、契約(アンペア・プラン・電力会社)を見直すことの2つです
- 家電の使い方では、エアコンの温度設定やフィルター掃除、冷蔵庫の詰め込みすぎ防止、照明のLED化などが効果的です
- 契約の見直しは一度やれば効果が続きます。今の使用量を確かめてから、1年間の合計で比べましょう

えらびマン:
電気代を下げたいけれど、がまんばかりはつらい…。無理なくできることから、順番に見ていこう。
電気代は「どれだけ使ったか」と「どんな契約か」で決まります。この記事では、公的な省エネ情報をもとにした家電の使い方と、契約の見直し方を、2つに分けて説明します。関東(東京電力エリア)の例を中心にしています。
電気代を安くする方法は、大きく2つ
月々の電気料金は、契約容量で決まる基本料金、使った量に応じた電力量料金、再エネ賦課金を合わせた形が一般的です(出典:資源エネルギー庁「料金の仕組みと料金メニュー例のご紹介」(2026年10月確認))。
ここから、電気代を下げる方向は2つに分かれます。
使う量を減らす
- エアコン・冷蔵庫・照明などの使い方を工夫する
- 効果は毎日の積み重ね
- お金をかけずに始められる
契約を見直す
- アンペア・プラン・電力会社を見直す
- 一度変えると効果が続く
- 解約金や条件の確認が必要
どちらか一方ではなく、両方を組み合わせるのが近道です。まずは家電の使い方から見ていきます。
エアコンは「温度」と「フィルター」がポイント
エアコンは、使い方で消費電力が変わりやすい家電です。資源エネルギー庁の省エネポータルでは、次のような効果が紹介されています(2.2kWのエアコン・1日9時間使用などの条件での試算)(出典:資源エネルギー庁「省エネポータル 無理のない省エネ節約(空調)」(2026年10月確認))。
| やること | 年間の省エネ量の目安 |
|---|---|
| 冷房の設定温度を27℃から28℃に上げる | 約30.24kWh |
| 暖房の設定温度を21℃から20℃に下げる | 約53.08kWh |
| 冷房を1日1時間短くする | 約18.78kWh |
| 暖房を1日1時間短くする | 約40.73kWh |
| フィルターを月に1〜2回掃除する | 約31.95kWh |
ほかにも、同じページでは次の工夫が挙げられています。
- レースのカーテンやすだれで日差しをさえぎる(冷房のとき)
- 厚手で床まで届くカーテンを使う(暖房のとき)
- 扇風機をいっしょに使って空気を回す
- 室外機の吹き出し口のまわりに物を置かない

えらびマン:
暑さ寒さをがまんしすぎるのは禁物。体調を第一に、無理のない範囲で調整しよう。
冷蔵庫・照明・テレビの見直し
冷蔵庫:詰め込みすぎない・設定を見直す
冷蔵庫は一日中動いている家電です。省エネポータルでは、次の効果が示されています(出典:資源エネルギー庁「省エネポータル 無理のない省エネ節約(キッチン)」(2026年10月確認))。
| やること | 年間の省エネ量の目安 |
|---|---|
| 設定を「強」から「中」にする(周囲温度22℃) | 約61.72kWh |
| 壁から適切な間隔をあけて置く | 約45.08kWh |
| ものを詰め込みすぎない(半分にした場合) | 約43.84kWh |
| 開けている時間を短くする(20秒→10秒) | 約6.10kWh |
設定を弱めるときは、食品が傷まないように注意しましょう。熱いものは冷ましてから入れるのも、同じページで勧められています。
照明:LEDに替えて、こまめに消す
白熱電球を電球形LEDランプに替えると、省エネの効果が大きくなります。省エネポータルの例では、54Wの白熱電球を7.5Wの電球形LEDに替えると、年間2,000時間の使用で約93kWhの省エネです(出典:資源エネルギー庁「省エネポータル 無理のない省エネ節約(照明)」(2026年10月確認))。
テレビ:見ないときは消す・明るさを見直す
50V型の液晶テレビでは、見る時間を1日1時間減らすと年間約28.87kWh、画面の明るさを1割下げると年間約18.73kWhの省エネという試算です(出典:資源エネルギー庁「省エネポータル 無理のない省エネ節約(テレビ)」(2026年10月確認))。「ダイナミックモード」など明るい映像モードは消費電力が大きくなるため、標準モードなどがすすめられています。
補足
省エネの効果は、家電の機種・住まい・地域・使い方で変わります。上の数字は、公的機関が条件を決めて計算した目安です。円に直したときの金額は、契約している単価によって変わります。
契約アンペアを見直す
東京電力の従量電灯Bのように、基本料金が契約アンペアで決まるプランでは、アンペアを下げると基本料金が下がります(出典:東京電力エナジーパートナー「ご契約アンペアの選び方」(2026年10月確認))。
ただし、下げすぎると、同時に家電を使ったときにブレーカーが落ちやすくなります。冬の夕方など、一番多く電気を使う時間に足りるかで考えましょう。基本料金がアンペアで決まらないプランもあるので、今の契約の料金表を先に確かめてください。くわしくは「契約アンペアの選び方」で説明しています。
プランと電力会社を見直す
2016年4月から、家庭でも電力会社や料金メニューを自由に選べるようになりました(出典:資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化って何?」(2026年10月確認))。使い方に合ったプランに替えると、同じ使用量でも電気代が変わることがあります。

今の使用量を確かめる
検針票や会員ページで、月ごとの使用量と契約アンペアを見ます
1年間の合計で比べる
季節で使用量が変わるので、1か月だけで判断しないようにします
条件を確かめる
燃料費調整の上限、市場連動型かどうか、解約金、割引の期間を見ます
公式サイトで申し込む
切り替えは新しい会社に申し込むだけで進みます
参考までに、当サイトで比べた関東のプランでは、二人暮らしの場合、比べた中で最も安い会社と東京電力の従量電灯Bでは、1年間の電気代に約4,087円の差がありました(当サイトの計算・燃料費調整額と再エネ賦課金を含む)。使い方によって差は変わるので、ご自宅の使用量で確かめるのが確実です。
世帯人数ごとの月平均の使用量は、次のとおりです。今の使用量と比べる目安にしてください。
| 世帯 | 月平均 | 多い月 | 少ない月 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 195kWh | 239kWh | 153kWh |
| 二人暮らし | 301kWh | 389kWh | 222kWh |
| 3人家族 | 391kWh | 508kWh | 289kWh |
| 4人以上の家族 | 477kWh | 625kWh | 353kWh |
出典:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」(関東甲信)から当サイトが kWh に換算
安さだけでなく、条件もいっしょに比べる
市場連動型のプランは、市場の価格が上がると電気代も上がります。セット割やキャンペーンも、期間や条件を確かめましょう。

えらびマン:
プランを比べるときは、料金表だけでなく、契約前に渡される書面も見ておくと安心だよ。
切り替えの流れは「電力会社の切り替え方法」、選び方のポイントは「電力会社の選び方」にまとめています。
気をつけたい「電気代が安くなる」勧誘
資源エネルギー庁は、「電気代を無料にする方法がある」と言われて話を聞いたら太陽光パネルの営業だった、という相談例を紹介しています。どんな条件で安くなるのかを確かめ、不要な商品やサービスがセットになっている場合は、はっきり断りましょう(出典:資源エネルギー庁「電力・ガス自由化 切替え契約時は、ココに注意!」(2026年10月確認))。
注意
訪問販売や電話勧誘で契約した場合は、8日以内ならクーリング・オフで解除できます(出典:資源エネルギー庁(2026年10月確認))。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。
まとめ
- 電気代を下げる方法は「使う量を減らす」と「契約を見直す」の2つ。両方を組み合わせるのが近道です
- エアコンの温度設定とフィルター掃除、冷蔵庫の設定と詰め込みすぎ防止、照明のLED化は、公的な試算でも効果が示されています
- 契約は、アンペア・プラン・電力会社の順に見直し、1年間の合計と条件で比べましょう
えらびマン:
できることから一つずつ。使い方と契約の両方を見直すと、ムダが見つけやすくなるよ。
当サイトは申込の窓口ではありません。申し込みは各電力会社の公式サイトで行ってください。