電力会社の切り替え方法|手順・用意するもの・供給地点特定番号の見方をやさしく解説
公開:2026年10月14日/でんきえらび編集部
料金の数字は公式サイトの情報からデータとして差し込んでいます。文章の下書きにAIを使い、編集部が出典を確認しています。
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この記事のまとめ
- 切り替えは、新しい電力会社に申し込むだけで進みます。今の会社への解約は、原則として新しい会社が手続きします
- 用意するのは、検針票などに書かれたお客さま番号と22桁の供給地点特定番号です
- 期間の目安は、スマートメーターの工事がいらなければ約4日、工事が必要なら約2週間です
電力会社の切り替えは、思ったより手間がかかりません。この記事では、申し込みから使い始めるまでの流れと、つまずきやすい点を順番に説明します。関東(東京電力エリア)の例を中心にしていますが、流れは全国でほぼ同じです。
補足
当サイトは比較の情報サイトで、申込の窓口ではありません。申し込みと契約は、各電力会社の公式サイトで行ってください。
切り替えはどんな流れで進む?
資源エネルギー庁が案内している流れは、次の2ステップです(出典:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」(2026年10月確認))。
- 新しい電力会社に申し込む(公式サイト・電話・窓口など)
- 新しい電力会社との契約が始まる(切り替え日は契約ごとに決まります)
申し込むときは、料金・契約期間・解約の条件などの説明と書面を受け取り、内容を確かめてから決めましょう。
| 自分でやること | 新しい会社がやること |
|---|---|
| 会社とプランを選ぶ | 今の会社への解約の手続き(同意にもとづく) |
| 番号を用意して申し込む | 送配電会社への切り替えの手続き |
| 切り替え日を確認する | ― |
スマートメーターの工事が必要な場合は、工事の予定日の連絡が地域の送配電会社から来ます。
用意するもの:お客さま番号と供給地点特定番号
申し込みでは、主に次の情報を聞かれます(出典:電力・ガス取引監視等委員会「『市場連動型』の電力料金プランを契約されている消費者の皆様へ」(2026年10月確認))。
- 契約者の氏名
- 住所
- 今の電力会社のお客さま番号(契約者番号)
- 供給地点特定番号
供給地点特定番号とは
電気を使う場所を特定するための、全国共通の22桁の番号です。切り替えのほか、停電の問い合わせでも使われます(出典:東京電力パワーグリッド「電気をご使用のお客さまのお手続き」(2026年10月確認))。
どこに書いてある?
お客さま番号と供給地点特定番号は、今の電力会社の検針票などで確認できます。見つからないときは、今の電力会社に問い合わせることもできます(出典:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」(2026年10月確認))。
| 今の契約先 | 見る場所の例 |
|---|---|
| 東京電力エナジーパートナー | 検針票「電気ご使用量のお知らせ」、Web検針票、くらしTEPCO web |
| そのほかの会社 | 検針票、契約書面、会員ページなど |
東京電力パワーグリッドの資料では、東京電力エナジーパートナーの検針票に**「地点番号」**という項目名で載っている例が示されています(出典:東京電力パワーグリッド「スマートメーター取替工事に係わる動静情報のご提供にあたってのお願い」(2026年10月確認))。
注意
入力するときは、22桁の桁ずれと、先頭の「0」の抜けに気をつけましょう(出典:東京電力パワーグリッド(2026年10月確認))。
今の会社への解約連絡は、原則いらない
切り替えでは、今の会社への解約の連絡は原則いりません。資源エネルギー庁は、今の会社への解約手続きは、消費者の同意にもとづいて新しい会社が行えると案内しています(出典:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」(2026年10月確認))。
これは、電気を届ける送配電会社(関東では東京電力パワーグリッド)と電力会社の間に、切り替えの手続きをまとめて行う仕組みがあるためです(出典:東京電力パワーグリッド「電気の供給者変更」(2026年10月確認))。
補足
今の契約に解約金があるかは、別に確かめておきましょう。プランによっては解約金がかかります(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))。
スマートメーターの工事は必要?
スマートメーターは、30分ごとの使用量を測り、遠隔で検針できる電気メーターです。まだ付いていない家は、切り替えのときに交換が必要です(出典:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」(2026年10月確認))。
- 交換の費用は原則かかりません(ただし、交換に伴う工事に費用がかかる場合があります)
- 交換のときに短い停電(1軒あたり約15分が目安)を伴う場合があります
- 申し込み後、工事の予定日は地域の送配電会社から連絡が来ます
関東では、東京電力パワーグリッドが2020年度までに、取り替えが難しい場所などを除く全ての世帯・事業所にスマートメーターを設置しました(出典:東京電力パワーグリッド「スマートメータープロジェクト」(2026年10月確認))。多くの家では、工事なしで切り替えられます。電柱や電線も、これまでどおり使います(出典:東京電力パワーグリッド「よくあるご質問」(2026年10月確認))。
切り替えまでの期間と、タイミングの考え方
標準的な期間の目安は次のとおりです(出典:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」(2026年10月確認))。
| 状況 | 切り替えまでの目安 |
|---|---|
| スマートメーターの工事がいらない | およそ4日程度 |
| スマートメーターの工事が必要 | およそ2週間程度 |
実際の切り替え日は、新しい会社との契約で決まります。申し込み後に届く案内で確認しましょう。
タイミングを考えるときは、次の点を見ておくと安心です。
- 検針日:検針票に書かれています。切り替え日が決まったら、今の会社の最後の請求がどの期間分になるかを確かめましょう
- 今の契約の解約金や更新月:解約金がかかる期間を避ける
- キャンペーンの期間:申込日や使い始めの日が条件になっていることがあります
- 引っ越しの予定:引っ越すときは、引っ越し先での申し込みが別に必要です。予定が近いなら合わせて考えましょう
よくある失敗と注意点
検針票の情報を、よく知らない相手に伝えてしまう
国民生活センターには、「管理会社から委託を受けた」と言う訪問業者に切り替えを勧められ、供給地点番号などを伝えてしまった相談が寄せられています(出典:国民生活センター「電気・ガスの契約トラブルにご注意!」(2026年10月確認))。切り替えるつもりがなければ、番号は伝えないようにしましょう。
条件を読まずに契約してしまう
契約前に、料金の決まり方・契約期間・解約金・割引の期間を書面で確かめましょう。資源エネルギー庁は、セット割で契約したものの前の契約のほうが安く、元の会社に戻しても以前のプランに再加入できなかった相談例を紹介しています。訪問販売や電話勧誘で契約した場合は、8日以内ならクーリング・オフで解除できます(出典:資源エネルギー庁「電力・ガス自由化 切替え契約時は、ココに注意!」(2026年10月確認))。
登録されていない会社と契約してしまう
電気を売る会社は、国への登録が必要です。資源エネルギー庁の「登録小売電気事業者一覧」で、運営会社の名前を確かめましょう(出典:資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」(2026年10月確認))。
困ったときは、消費者ホットライン「188」や、電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口に相談できます(出典:国民生活センター(2026年10月確認))。
マンション・賃貸でも切り替えられる?
電気の契約がご自身の名義なら、賃貸でも切り替えられます。他人の名義の契約なら、その方に確認が必要です(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))。
マンションも基本的には切り替えられます。ただし、管理組合などを通じて**マンション全体でまとめて電気を買っている場合(高圧一括受電)**は、その契約や規約で制限されることがあります(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))。検針票が管理会社から届く場合などは、申し込む前に管理組合や管理会社に確認しましょう。
まとめ
- 切り替えは新しい電力会社に申し込むだけ。今の会社への解約は、原則として新しい会社が手続きします
- 検針票でお客さま番号と22桁の供給地点特定番号を確認しておくとスムーズです
- 期間の目安は約4日〜約2週間。解約金・キャンペーン・検針日を見てタイミングを決めましょう
- 高圧一括受電のマンションは、管理組合や管理会社に先に確認を
当サイトは申込の窓口ではありません。申し込みは各電力会社の公式サイトで行ってください。どの会社を選ぶか迷ったら、「電力会社の選び方」も参考にしてください。