一人暮らしの電気代の平均は?季節ごとの差と、賃貸でもできる電力会社の選び方
公開:2026年10月14日/でんきえらび編集部
いっしょに
確かめよう

料金の数字は公式サイトの情報からデータとして差し込んでいます。文章の下書きにAIを使い、編集部が出典を確認しています。
目次 ▾
この記事のまとめ
- 総務省の家計調査では、2025年の単身世帯の電気代は1か月平均で7,337円でした(出典:総務省統計局「家計調査」(2026年10月確認))
- 季節の差が大きく、冬を含む1〜3月期がいちばん高くなっています
- 賃貸でも、契約の名義がご本人なら電力会社を選べます。基本料金・アンペア・解約金の3つを確認しましょう
一人暮らしを始めると、毎月の電気代が「高いのか、普通なのか」が気になりますよね。この記事では、国の統計で平均を確かめたうえで、一人暮らしに合った電力会社の選び方を説明します。

えらびマン:
うちの電気代って、高いのかな? まずは国の統計で平均を見てみよう。
補足
当サイトは比較の情報サイトで、申込の窓口ではありません。申し込みと契約は、各電力会社の公式サイトで行ってください。
一人暮らしの電気代の平均は月いくら?
総務省統計局の「家計調査」によると、2025年の単身世帯(一人暮らし)の電気代は、1か月あたり平均7,337円でした。働いている人の世帯(勤労者世帯)に限ると、6,033円です(出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯 2025年 詳細結果表 第1表」(2026年10月確認))。
| 世帯の種類 | 電気代(1か月平均) |
|---|---|
| 単身世帯(全体) | 7,337円 |
| うち勤労者世帯 | 6,033円 |
この数字は全国の平均です。住んでいる地域、部屋の広さ、在宅の時間、使っている家電で、電気代は大きく変わります。平均より高いか低いかは、ひとつの目安として見てください。
季節によってどのくらい変わる?
同じ家計調査を3か月ごとに見ると、季節の差がはっきりわかります(出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯 四半期 詳細結果表 第1表(2025年1〜3月期〜10〜12月期)」(2026年10月確認))。
| 期間(2025年) | 電気代(1か月平均) |
|---|---|
| 1〜3月期 | 9,295円 |
| 4〜6月期 | 6,743円 |
| 7〜9月期 | 6,822円 |
| 10〜12月期 | 6,704円 |
冬を含む1〜3月期が、ほかの時期より高くなっています。暖房や照明を使う時間が長くなるためと考えられます。
使用量(kWh)で見ても、冬に増える傾向は同じです。関東の世帯人数ごとの目安は次のとおりです。
| 世帯 | 月平均 | 多い月 | 少ない月 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 195kWh | 239kWh | 153kWh |
| 二人暮らし | 301kWh | 389kWh | 222kWh |
| 3人家族 | 391kWh | 508kWh | 289kWh |
| 4人以上の家族 | 477kWh | 625kWh | 353kWh |
出典:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」(関東甲信)から当サイトが kWh に換算
電気代を比べるときは、1か月だけで判断しないことが大切です。1年間の合計で比べると、季節の差にまどわされません。

えらびマン:
冬は高くなりやすいから、1か月だけで比べないでね。1年間の合計で見るのがコツだよ。
賃貸の一人暮らしでも電力会社は選べる?
結論から言うと、電気の契約の名義がご本人なら、賃貸でも切り替えられます。他人の名義の契約なら、その方への確認が必要です(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))。
ただし、次のような物件は例外があります。
選べる
- 電気の契約の名義がご本人の賃貸
例外がある物件
- マンション全体でまとめて電気を買っている:管理組合などの契約や規約で、切り替えが制限されることがあります(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))
- 電気代が家賃や共益費に含まれている:自分で電力会社と契約していないことがあります。賃貸の契約書で確かめましょう
電力会社を変えても、電気は今ある電線で届きます。新しく電線を引く工事はいりません。電気の品質や停電のしやすさも、どの会社から買っても同じです(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))。
一人暮らしで見るべき3つのポイント
一人暮らしは、家族の世帯より使用量が少なめです。そのため、使った量に関係なくかかる料金の差が、合計に効きやすくなります。
一人暮らしは、この3つを確認
基本料金・契約アンペア・解約金と契約期間。順番に見ていきます。
1. 基本料金があるか、いくらか
電気代は、おもに「基本料金」と「使った量に応じた料金」でできています。基本料金がかからないプランもあれば、アンペアに応じてかかるプランもあります。
使用量が少ない月ほど、基本料金の割合は大きくなります。単価だけでなく、基本料金も合わせて比べましょう。
2. 契約アンペアは合っているか
アンペア(A)は、同時に使える電気の量です。東京電力の従量電灯Bでは、契約アンペアに応じて基本料金が決まり、使った量の単価は変わりません(出典:東京電力エナジーパートナー「ご契約アンペアの選び方」(2026年10月確認))。
- 今のアンペアは、分電盤のブレーカーや検針票で確認できます
- 選ぶときは「同時にどれだけの家電を使うか」で考えます(冬の夕食どき、電子レンジとエアコンを一緒に使うときなど)
- アンペアを下げても、合計の電気代が下がるとは限りません
- アパートやマンションでは、変更に所有者や管理人の承諾がいる場合があります
3. 解約金と契約期間
一人暮らしは、転勤や進学などで引っ越すことも多いですよね。料金プランによっては、解約金がかかることがあります(出典:資源エネルギー庁「よくある質問」(2026年10月確認))。
契約期間の「縛り」があるか、キャンペーンの特典に条件がないかも確かめておきましょう。くわしくは「電力会社の解約金・違約金」で説明しています。
注意
料金が市場の価格で毎月変わるプランもあります。安い月がある一方で、値上がりする月もあります。しくみを理解してから選びましょう。
平均より高いと感じたら、どこを見る?
電気代が平均より高くても、すぐに「損をしている」とは限りません。まずは、次の点を順番に確かめてみましょう。
| 見るところ | 確かめること |
|---|---|
| 使用量(kWh) | 去年の同じ月より増えていないか。電気代ではなく使用量で比べる |
| 契約アンペア | 一人暮らしにしては大きすぎないか(同時に使う家電で考える) |
| プランの種類 | 料金が市場の価格で変わるプランか、決まった単価のプランか |
| 燃料費調整額 | 毎月変わる調整の金額が、検針票でどれくらいか |
| 再エネ賦課金 | どの会社でも同じ単価で、使った量に応じてかかる |
燃料費調整額と再エネ賦課金は、使った量(kWh)に単価をかけて計算されます。再エネ賦課金の単価は、2026年度は4.18円/kWh(出典:経済産業省(2026年10月13日確認))です。全国一律で国が決める単価なので、会社を変えても下がらない部分です。
燃料費調整額のしくみは「燃料費調整額とは」で説明しています。市場の価格で変わるプランは「市場連動型プラン」を参考にしてください。
使用量に大きな変化がないのに電気代が上がっているなら、単価や基本料金の違う会社と比べてみる価値があります。
どうやって比べればいい?
一人暮らしの場合、比べ方の順番は次のとおりです。

ここ1年の使用量を確かめる
検針票やWebの会員ページで見られます
今の契約アンペアを確かめる

1年間の電気代で比べる
基本料金と単価を合わせて計算します
解約金・契約期間・料金の決まり方を確かめる
関東の一人暮らしを例にすると、比べた会社の間では次のような差がありました。
一人暮らしの場合、比べた中で最も安い会社と東京電力の従量電灯Bでは、1年間の電気代に約2,713円の差がありました(当サイトの計算・燃料費調整額と再エネ賦課金を含む)切り替えの手続きは、新しい会社に申し込むだけで進みます。流れは「電力会社の切り替え方法」にまとめています。引っ越しのタイミングなら「引っ越しの電気の手続き」も参考にしてください。
まとめ
えらびマン:
平均はひとつの目安。基本料金・アンペア・解約金を確かめて、1年間の合計で比べよう。
- 2025年の単身世帯の電気代は、1か月平均7,337円(総務省 家計調査)(出典:総務省統計局「家計調査」(2026年10月確認))
- 冬を含む1〜3月期は高くなりやすいので、1年間の合計で比べる
- 賃貸でも、名義がご本人なら切り替えられる(マンション一括契約などは例外)
- 一人暮らしは基本料金・アンペア・解約金を確認する
関東(東京電力エリア)の会社を、同じ基準で比べた結果は「関東の電力会社の比較」で見られます。当サイトは申込の窓口ではありません。申し込みは各電力会社の公式サイトで行ってください。